結ばれた 糸
第1章 〜1〜
「わかった。入んない、んぢゃ掃こうぜ。」
と言って 黙々と掃きはじめた…
あれ?案外 真面目?
「…。」
なんか、見直したかもぉー
私も掃きながら ルンルン気分
そして床を掃除して
塵取りでごみを捨ててと
ふぅ… 後は、乾拭きに
机と棚の整理だよね
「ねぇ〜相崎ちゃん」
ゾク…相崎ちゃん?
後ろから視線が…
ゆっくり後ろを振り向くと
金谷翔は、もう目の前?
「ちょっと、ここは私の陣地!!!!勝手に入ってこないでよネ。」
私は、怒鳴りながら金谷を見て 線を指差した
「クス…ハハハ…ッ」
…はい?
あんたに笑われる筋合いなっ…
「線なんてないよ、俺らで掃いたし」