ドSメイドは基本普通の子
第11章 異国の美的感覚!?
「――――美羽さん…新規の方ですが入れますか?」
お客様を出迎えた店長が、まだ指名のない私に声をかけた。
――――新規かぁ…緊張するなぁ…
「お帰りなさいませ、ご主人様。メイドの美羽と申します。」
「oh!美羽!――――タダイマ!」
――――あ、あれ?外人さんだ!
「oh…oh?ワォ…貴女ハ…」
――――あ…あ!長髪の外人さん!駅の!?
「///奇跡デス!貴女二、会イタイト思ッテイマシタ。」
――――あら?私…そんなに印象深かったかな?
「そうですか。」
「///――――メイド…ダッタトハ…マサニ、奇跡デス!」
――――何回、奇跡って言うんだろ…
「良かったですね。」
「///ブッキラボウ、ナイス!萌エマス!」
――――ぶっきらぼう…ないす?
おお、片言だと…面白く聞こえる!