
ドSメイドは基本普通の子
第12章 白ジャム+α
「どれ――――見せてください…ほほぅ…」
――――店長?どうかされましたか?
「いえ――――…このハーブティ私がもらっていいですか?」
――――え?構いませんが…ハーブお好きでしたか?
「ええ――――…安眠って惹かれます。」
私はハーブティの入った缶を店長に渡した。
「さて――――…今日は遅くなってしまいましたね…美羽さんはゆっくり休んでください。」
そう言うと店長は“白ジャム”の入った紙袋とハーブティを持って部屋を出ていった。
――――ん~…なんか雰囲気が違って見えたけど…気のせいかな?
だが――――…この後…美羽の知らないところで“白ジャム”の送り主が…大変な事となるのたが…
それは…次のページで…
