ドSメイドは基本普通の子
第13章 男の娘王子と鈍感姫
渋々…クリスの元へ行くことにしたけど…
僕たちは何度かナンパにあった――――…
が、無表情な美羽に気がつくと「す、すみません!」と離れていく…
「お前…よく今までやってこれたな…友達とかいたのか?」
「――――…」
――――なんか…言えよ…
さすがに…無表情にはなれてきたけどコミュニケーションは皆無だ。
「笑えば…かわいいのに――――…ハッ!いや!いや~!一般的な話だから!」
「――――…」
「///お前が笑っても///僕の方が可愛いから!」
「――――///うん。宮ちゃんは…可愛い」
――――なんで!美羽が照れ笑いしてんだ!
「///うぐぐぐぐ~///」
――――もう、僕より可愛いのはお前だ!!