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ドSメイドは基本普通の子

第14章 縄師の願望!?


「す、すみません…こんな容姿で…

雑誌に出るときは…スタイリストとかつくので少しはましに見えますが…」



――――この…ボサーっと…した感じの人が…世界チャンピョン……?


「――――…」

「美羽さん…テンパりすぎですよ!」



――――あっ、あ!すみません!



私はビルを出てからネイリストの二宮さんが気になって彼をジロジロ観察していた!


――――この、長い指であの芸術的な作品が生まれるのかぁ…


「では、我々はここで――――…私は美羽さんを送って行きますので…朋哉さんはこのままサロンですよね?お仕事頑張って。」



「は、はい――――では、今度、サロンにも遊びに来てください。亀甲縛りネイルの完成形をお見せいたします。」



――――はっ!はい!是非!!


「――――え?む…無表情?これは…?」


「///あ~…“是非”と、言っています。」



店長に通訳してもらい、私は頭を深々と下げた!


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