ドSメイドは基本普通の子
第15章 無表情VS天使
しかし、雑誌に写りたくないなぁ…
「ちょっと…和歌子…」
後ろから宮ちゃんに声をかけられそのままにキッチンに連れ込まれた!
「何――――あの女…知り合い?スッゴいサブイボ立つんだけど!?」
「あ~…あっち関係の世界で有名な“縄師あわり”だ…あの顔と技で雑誌には引っ張りだこの売れっ子だ!
SM関係の縛りのAVはほぼあいつが縛ってる…って噂だ。」
大平さんが呆れた顔でホールを見ながら宮ちゃんに情報を流していると、不機嫌な欄さんも入ってきて「何処が清楚だよ!」と、毒を吐いていた!
「美羽ちゃ~ん!変なのに目をつけられたわね!大丈夫?」
――――私は大丈夫ですけど…店長…また目が死んでる?!