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ドSメイドは基本普通の子

第15章 無表情VS天使


「――――ぇ…と、皆さん…これは?」


「すみません。お待たせしました、顔だしNGのスタッフもおりますので今日は“金髪眼鏡っ子メイドの日!”として営業しようと思います」



店長のアイディアでメイドスタッフは皆ロングの金髪ウィッグと赤い縁の眼鏡を着用し誰が誰だか分からない方法を取った。


「え…へぇ~…よく思い付きましたねぇ~大河さんすっご~い!」


ウィッグも眼鏡もよく人数分あったと感心してしまう。


――――皆…同じ格好って…///ヘヘヘ楽しい!


もちろん欄さんも宮ちゃんも金髪に眼鏡である。


「これ――――なんで僕のだけ金髪のおかっぱなんだよ…皆ロングなのに!」


――――可愛い!宮ちゃんのおかっぱ可愛い!


「――――…」


「///な、なに?変?」


宮ちゃんはウィッグと眼鏡を触りながら落ち着かないのか何度も鏡を見ていた。


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