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ドSメイドは基本普通の子

第15章 無表情VS天使


その頃…解散したAV男優のアキラとマコトは…


「おい――――マジで大丈夫か?マコト…」


「いや――――///大丈夫じゃねぇ~よ…」



事務所にて急遽入った雑誌の企画取材の報告をしていた。


「なになに?“縄師あわり”の企画そんなに良かったの?――――売れっ子の直の縛りどんだけ最高だったんだよ~!」



「社長…その顔キモいっす。いや――――俺は、あわりちゃんの縛りだったけど…マコトは素人メイドの縛りでさ…

でも、縛られてからコイツちょっと変でさ…なんか…“Mに目覚めた!”とか言い出してさ…」



そう、マコトは美羽の瞳の奥に黒くくすぶるサディストの炎にやられたのか…

あの光景を思いだしては相変わらず鳥肌を立てて喜んでいた!


「///締め付けは…マジで素人なんだけど…でも、“そこ――――もう少しきつく…”と、思うところにギュギュっと理想的な縛りが来るんだよ…

しかも、わざと縄を雑に重ねて圧をかけるとか…マジで…“あ…そこそこ!”って思うと絶妙な意地悪さも最高だったんだよ!」



熱く語るマコトの姿に…事務所の社長とアキラは顔を見合わせる。


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