ドSメイドは基本普通の子
第18章 正月!和服姿のメイドたち!
「ご用はなんでしょうご主人様」
席に着くと、常連の踏まれて喜ぶ眼鏡さんが友達を連れて来てくれた。
「///美羽ちゃん!こいつ、会社の新人!イケメンなのにモテないから連れてきた!」
「せ、先輩酷いなぁ――――…でも、本当なんで…弁解できません」
――――優しそうな人だなぁ…
眼鏡さんが連れてきた男性は見た目は、言われたとおりイケメンだった。
スラッと背も高くサラサラした黒髪が印象的な穏やかな感じの青年。
「はじめまして…メイドの美羽です」
「はじめまして、尾長(オナガ)と申します。こう言う場所はじめてで緊張します」
――――ガッツリ系の眼鏡さんとはタイプが違うけど…この方も…踏まれて喜ぶ人でしょうか?
「///あっ、僕は――――…先輩みたいに踏まれて喜ぶタイプじゃないですよ?」
――――あっ!あれれ?
「///あ、驚かれました?僕、読心術が使えるんですよ!メンタリスト的な?一時期流行りましたよね?その時…興味本意で勉強してみたんです!」
――――読心術!?なるほど!