ドSメイドは基本普通の子
第18章 正月!和服姿のメイドたち!
「///て…天にも昇る心地よさ…っす!」
――――は?はあ…そうなんだ…これが正解なんだ…
「///先輩…すごいっすね…」
「///やっ~…ごめんな…尾長…変なところ見せて…」
「いや、大丈夫です!ここまでやってくれるメイドカフェも…なかなか無いですよね?」
「そ~なんだよ///系列の“クラブ”だと敷居が高いと言うか…」
眼鏡さんは私に踏まれながら幸せそうに顔を歪ませると裾からチラチラ見える私の足に気がついたのか、ビクビクっと痙攣して静かになった…
――――あ…止まった…大丈夫?眼鏡さん…
「///お、おトイレ…借ります……」
「行ってらっしゃいませ」
そそくさと眼鏡さんはトイレへと向かった。
「///あ…あれは完全に…イッてましたね――――…」
席に戻ると尾長さんがトイレの方を見て苦笑いしていた。
――――“イッた”?
「///あっ…あ~…美羽さん…鈍感とか、鈍いって言われません?」
――――…あ~…たまに?
「///そ、そうですか…///先輩…ここをそう言うことに使ってますね…いいんだか悪いんだか…」
――――よく分かりませんが…お客様が幸せなら、私は言いと思います。
「///美羽さん…貴女って人は……筋金入りの鈍感さん?」
――――え?初めて言われました!
「――――フフフ、面白い方ですね」