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ドSメイドは基本普通の子

第21章 教育者的指導!?


バレンタインも過ぎ――――…


結局店長にチョコを渡しそびれた私は、皆さんで――――…と、大袋に入ったチョコをスタッフとキャストさんに渡した!



義理と友チョコかねての…雑なチョコだったが…



「キャー!美羽ちゃんありがとう!凄く大事にするね!」


と、欄さんは物凄く喜んでくれた。



「いや、早く食えよババァ…キモいから」


と、相変わらす宮ちゃんは欄さんに厳しい――――…



「ほらほら、二人とも――――…美羽さんは食べてもらうために配ったのですから…美味しく頂きましょ?ね?」



順さんは相変わらず大人で…”ドSクラブ“でのバレンタインイベントで、はだいぶ集客があったらしくホクホクしている。



「oh!私モ!?美羽サン!天使!超神ッテマス!」


クリスさんなんて…どんどん変な日本語を覚えていっている気がする…


神ってる…って…外人さんが言うのって…変な感じ…



「なんだよ…義理ならいらねぇ~よ、甘いの苦手なんだよ俺…」


大平さんはそう言いながらもパクッと一口でもらったチョコを口に放り込んで食べていた。


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