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ドSメイドは基本普通の子

第21章 教育者的指導!?


ふと、宮ちゃんの卑猥な事が書かれた紙に目が行った。


――――ひどい…男の子だってだけで…こんなに言われるなんて…


女の子だったらチヤホヤされて…


男の子だったら…気持ち悪い目で見るなんて…



勝手すぎる――――…



宮ちゃんは宮ちゃんなのに…



男の子を隠してて働いた方が…メリットがあるって…思わせたのは…周りの人たちなのに…



チヤホヤしてたのに……喜んでたのに…




ひどい…




誰が…こんな事…




ん?



この写真って……生徒手帳みたい…と言うか…履歴書っぽい…



いや――――…映ってる壁の…文字…?ポスター…



予備校の…じゃない?




「――――予備校の…生徒履歴…の写真?」






“あの下ネタ野郎、来年から僕の通っていた予備校の講師になるらしいよ?”





「///ハッ!?宮ちゃん!!!」



私は紙を握りバイトを飛び出した!




「おい――――!三ノ輪!?」



後ろから大平さんが慌てて声をかけるが私は夢中で走り出していた!









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