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「はぁはぁ…はぁはぁ…宮ちゃん！大丈夫！？」



「えっ――――…和歌子…今の…何？」



「わ…分かん…ない…」



ピクピクと痙攣している下ネタ男と距離を取って塀に寄りかかる。



「美羽さん！？――――なんて無茶な事を！怪我は？」



「大丈夫です！それより――――下ネタ男を！私の力じゃ…すぐに動けちゃいます！」




「あぁ！――――待ってて！」



店長は下ネタ男のジャケットを男の拘束に使い、身動きを封じた！



「――――警察です！大丈夫ですか！？」



それからしばらくして…警察が宮ちゃんのアパートに踏み込み、下ネタ男は捕まった！



しかし、男は宮ちゃんに騙された！の一点張りで言っていることがめちゃくちゃな上に、しまいには警察車両内で暴れ…警官にまで怪我をさせていた…



宮ちゃんは警察や私たちが付き添いすぐに病院に搬送された――――…



見るからに…体はボロボロで…私は心配でしかたがなかった。