ドSメイドは基本普通の子
第22章 ちょっとブレイク!男たちの雑談?!
「お!?そこにいるのは――――!男の娘の利宮君か?!お~すっかり元気そうじゃないか!勉学に励んでいるか!?」
やっと、小柄な利宮に気がついた北村は大きな声で笑いながら話しかける!
「あ~…オーナー…その節はお騒がせしました。なんか…色々と丸く収まって……助かりました」
利宮は席を立ち深々と北村に頭を下げた。
「利宮君――――…この筋肉バカに頭なんか下げないでください。
警察に手を回したのも…自分の店がらみで厄介事は困るからってだけだから…」
頭を下げる利宮に早島の北村に対する冷たい言葉に「うわ!ひでぇ…」と、大平が引く。
「大河~!それもあるけどさぁ~~…警察のお偉いさんの何人かが…うちの“クラブ”会員でさぁ~…
まぁ…個人の趣味だから誰にも文句は言えないけど……知られたら困る人たちも多くてなぁ……俺の店の系列って知って――――迅速に動いてくれたんだよ!助かったな~!」