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なんて迷ってる時間はなかった
道路に出て少し歩いただけで　潤くんが外車で颯爽と登場したんだ

うわ・・・何か知らないけどすっごい高そうな車・・・
んで、THE・芸能人のサングラスも　めちゃカッコいい

こんな人　どこに案内したらいいんだよ・・・



でも、THE・芸能人潤くんは　ウチのマンションを見上げながら
キラキラ笑顔で事も無げに言う


「ニノんちお邪魔したいな」
「え？」

「ニノんち・・・雅紀も行ったって聞いたけど・・俺はダメ？」
「あ・・うん。あ、ううん。勿論いいよ、いいけど・・・」

「けど、何？」
「うち・・・見ての通り　古くて狭くて・・・とても天下の松本潤くんを招待できるようなとこじゃないんだけど・・・」

「はは・・・ニノ面白いな。ますます行きたくなった。いいだろ？」
「うん・・・じゃあ　どうぞ・・あ、車はそこに停めていいよ」