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二人のキセキの物語 MN

第74章 スーパースターの二人2 翔



そして

8年前からずっと憧れ続け、追いかけ続けてきた背中の事も
3年前の再会の時 「初めまして」と言われた俺の複雑な気持ちも
いつか聞いてもらいたいし

その後で、二人答え合わせをするように

「ホントは俺もあの時ね・・・」

なんて微笑みながら話しあえたらいいな




これ以上進展することは無いと諦めていた俺達の物語だけど
きっとここから第2章が始まる


俺は 俺だけを見つめ 俺だけの為に輝きを放ってくれる
スーパースターをこの腕に抱いて
寝室・・もとい、第2章の扉に手を掛けた







END



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