二人のキセキの物語 MN
第1章 出逢いの二人1 潤くん
1-3
そんな風に、
第一印象はお世辞にも良いと言えなかった二宮くん
多分、向こうも何かしら感じ取ったんだろう
俺は基本 人見知りしないから
普段 同年代との仕事なら
いつも自分から話しかけ、アレコレ雑談したりするんだけど
俺が話しかけないのと同じように
二宮くんも全然話しかけて来ない
てゆーか、少しの空き時間にも
カメラマンさんとこでカメラ覗きこんだり
ライターさんとタメ口で話したり
俺の事はてんでシカトして
周りのスタッフさんとばかり仲良くしてる