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二人のキセキの物語 MN

第1章 出逢いの二人1 潤くん



はぁ・・・、
仕事とはいえ コイツと直接会話するのか
気が進まないなぁ

大体の流れは決まってるから、
それに沿った受け答えをしていけばいいんだけど

話が弾むとは思えないし 
大体コイツ ちゃんとした会話出来るのか?

俳優だからって 決められた台詞言ってるだけが仕事じゃないんだからな

まさかそんな想いを顔に出す程 バカじゃないけど
作り笑顔を顔に貼り付けた俺は
一刻も早く この場から立ち去りたい、と
そんな事ばかり考えていた



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