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二人のキセキの物語 MN

第11章 出逢いの二人11 潤くん



そう考えたら、
もしかして今日の事をニノが監督に言って
俺を映画から降ろすかも知れない、と思い当たった

所謂愛人関係じゃないにしても
監督にとって ニノが特別な存在であることは
間違いないだろう

もしもニノが俺の言葉を伝えて
俺を降板させるよう求めたら・・・

だめだ、このまま終わりたくない

俺はニノが好きだ
今度こそ認める

だから もう一度 俺にチャンスを与えて欲しい

バカな俺に やり直すチャンスを




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