テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第13章 出逢いの二人13 潤くん



しどろもどろになる俺に
わかってるよ、って風にニノが笑う

その笑顔が嬉しくて
「じゃあ、行こうか」

女の子にするように
思わず手を握ってしまって 慌ててごめん、と謝る


「あ、・・うん・・ううん」

ちょっと驚いた目に はにかんだ色が見えるのは気のせいかな
昨日の事、許して貰えて
俺、一気に自惚れちゃってるのかな


何だか調子が狂う
俺はニノと居ると 今までの俺じゃなくなるみたいだ




ストーリーメニュー

TOPTOPへ