二人のキセキの物語 MN
第23章 親友の二人7 潤くん
「潤くん」
「ん?」
「さっき・・ごめんね?もしかして背中 痛かった?」
「え?あ、・・・えーと・・・」
やっぱり俺が 身をかわすように動いたこと気にしてたんだ・・・
まずかったよなぁ
でも “ ニノにさわられるとドキドキしちゃうから ”なんて言えるワケない
「あの・・・ ちょっと筋トレしすぎて 腰が痛かったから・・・ごめん、でもホント大したことないから」
「え・・大丈夫?」
「全然大丈夫」
「それならいいけど・・・ごめんね」
「いや、こっちこそ、気遣わせて悪かった・・・ホント大丈夫だから」