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二人のキセキの物語 MN

第23章 親友の二人7 潤くん



そんな事を想いながらも とにかく俺は努力した
色んな人の書いた演劇論を読み、
監督 俳優のみならず、制作スタッフさんとも積極的に話をし
どこかに何かのヒントが転がっていないかと
常にアンテナを張り巡らせる日々

それから 映画もたくさん見た

有名な賞を獲った作品は勿論
まだモノクロのフィルムで撮られていた頃の名作も
海外で話題になったB級娯楽作品も

どれだけ映画を観ても、本を読んでも疲れない
どれだけ吸収しても まだ足りない
もっともっとと 脳が、身体が欲しがってる


大変だけど それが楽しい
こんなにも仕事に 一生懸命になった事は
初めてかも知れないな




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