無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「さりげないけど　良いモノ着てるね、合わせ方もさすがだな」
「あ・・いや。コレ、撮影で着たヤツ買い取っただけで・・・」


あ・・・
何で暴露しちゃうんだ、俺

素知らぬ顔で
「ここの良いよね、俺　好きなんだ」
ぐらい言っとけばよかったのに


きっと自分で思うより　もっとずっとテンパってんだな
もっとしっかりしなくちゃ


相変わらずドキドキ煩い心臓を　ぎゅっと押さえるようにして
俺は　どうぞ、と示されたオシャレなハイスツールに脚をかけた