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二人のキセキの物語 MN

第24章 親友の二人8 ニノ



「二宮さん、松本さんから頂きました。ありがとうございます。」
「あ・・・いや、それぐらい・・・」

「嬉しいです、明日もよろしくお願いします」
「うん、お疲れ様。今日は早く寝てね」

「はい、それじゃ失礼します」
「おやすみ」


笑顔で手を振る美玲ちゃんはホントに可愛い
潤くんとお似合いだ

そうと決まったワケじゃないのに
俺の中で 二人はもう カップル認定されちゃってる

俺なんか・・・出る幕ないよな


そんな風にため息ついてる自分に驚き
何考えてんだろ、俺・・・と一人で赤くなってしまう

恥ずかしさのあまりか 耳が熱い

俺も熱があるんじゃないだろうな、
今日はゲームするのをやめて早く寝よう

・・・なんて考えながら 急ぎ足で駅へと向かった



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