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二人のキセキの物語 MN

第27章 親友の二人11 潤くん



現金なもので、そんな事を考えた途端に
一生言わないつもりだった気持ちがするりと動き出す

ヤバいヤバい、とテンションが上がる

背中にドッと汗を感じながら 

「ニノ・・・」

ゴクッと唾を飲みこむと


「美玲ちゃん、潤くんの大切な人だもんね」

真顔の言葉に マジでガクッとなって

「ちっげーよ!!!」

ボリュームのスイッチが壊れたみたいに
めちゃめちゃ大声で叫んでいた




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