二人のキセキの物語 MN
第31章 クリスマスの二人3 潤くん
「うん・・ごめん、宜しく」
「いや、俺は只でTDL入れるだけで有難いから。なかなかきっかけ無いと行かないし」
「誕生日プレゼントは別にちゃんと用意するから。ごめん、ここんとこ忙しくて
買いに行けてないから もうちょっと待ってて欲しい」
「くふふ、ありがと。期待してまーす」
大袈裟に敬礼した雅紀が ご機嫌で帰って行く
俺は明日 オフ返上で夕方まで仕事だ
でも、それもこれも自分で選んだことだもんな
疲れた顔で行って みんなに迷惑かけない様にしなくちゃ
熱いシャワーを浴びて 速攻ベッドにダイブ
目を閉じるまでは 色々な事が頭に浮かんで来て
やべー、これ寝れるかな・・・なんて心配したけど
最近のブーム 波の音のCDを聴くうちに
心安らかになり いつの間にかすうっと寝入ってしまったみたいだ
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