二人のキセキの物語 MN
第31章 クリスマスの二人3 潤くん
そんな事を考えながら 帰り支度をしていると
スマホに雅紀から何度も着信が残ってる
え?
どうした?
まさか マジで揉めてんじゃないだろうな、と
慌ててコールバックする
「もしもし?」
「あ、松潤。仕事終わった?」
「今、終わったとこ、・・・どうかした?」
「あのさ、俺 予定が狂っちゃって。こっちの仕事まだまだかかりそうなの。
なのにニノと連絡取れなくてさ」
「え?連絡取れない、って・・どういう事?」
「わかんないよ、電話しても出ないんだ。俺 今日千葉だから現地集合の方がいいと思って 入り口で待ち合わせてるのに・・・」
「・・・・・・」