二人のキセキの物語 MN
第31章 クリスマスの二人3 潤くん
「やっぱり・・・?まーくん、仕事先の人に貰ったって言ったけど
タイミングよすぎるから そうじゃないかなぁって思ってた」
「・・・ごめん・・・」
「別に謝る事無いよ、ホント 潤くんには潤くんの事情があるんだろうから
俺の方こそ 昨日は余計な事言っちゃってごめん」
「ニノ・・・」
違うんだよ
俺が好きなのはお前なんだ
お前と一緒ならTDLも行きたいよ
けど、そんな事は言えるはずも無く
雅紀に譲る、なんて流れになっちゃったけど
これって、もしかしたら・・・
神様がくれたクリスマスプレゼント、ってヤツじゃないのか?
今こそ 勇気を出す時・・・なんじゃないのか?