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二人のキセキの物語 MN

第37章 クリスマスの二人9 潤くん



「・・・わかってる・・・」

そう返事をしたものの、
あっという間に規則正しい寝息が聞こえ始める

全く、コイツは・・・
俺の返事なんか聞こえてないんだろうなぁ
でもそれでもいいや

「素直な気持ち」

最大の武器が どれだけの威力を持つのかはわからない
けど、今度こそ俺は迷わない
雅紀のくれたクリスマスプレゼントを無駄にはしないぞ、と思いながら
いつしか俺も夢の世界へと誘われていた





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