二人のキセキの物語 MN
第41章 始まりの二人4 ニノ
4-2
「なぁ・・・さっき 顕嵐と何話してたの?」
狭いソファーで隣同士 腕を絡め指も絡ませ
恋人繋ぎをしたままぽつぽつ話す
潤くんの体温を感じながら話すのは嬉しい
けど、この話題は・・・
「・・・言いたくない」
「何、まだそんな事言ってんの?」
「だって・・・恥ずかしいんだもん、俺 バカみたいな事言ったから・・・」
「何だよ、絶対聞きたくなったな・・・ヨシ、言わないと擽り攻撃だ」
え?と言う間もなく 潤くんの手が脇腹に伸びて
こちょこちょと擽り始めた
「わっ、ちょっ、やめ・・」
全く・・子供か、っての