二人のキセキの物語 MN
第45章 始まりの二人8 ニノ
8-3
「ん・・・っ・・じゅんく・・」
「・・っん・・」
何度も何度も落とされる 口づけは
唇だけじゃなく 額、瞼、鼻、頬、顎と
情熱的に動き回り
その手は 服の上から 俺のカラダを
確かめるように 上から下に向かって順に撫でて行く
あっという間に 俺のカラダは熱を持って
全力疾走した後みたいに 息が乱れる
「は・・・っ・・」
「・・・マジで止まんなくなる、ヤバいな」
「止めなくていいよ・・・」
「・・・・・・」
「止めないで、潤くん」