二人のキセキの物語 MN
第46章 始まりの二人9 潤くん
「あ、ありがと・・・これって・・・」
「あの・・押しつけがましいかなぁ、とは思ったんだけど
もしもこれからも泊まりに来てくれることあるなら
用意しといた方が良いと思って・・・」
「わざわざ買ってくれたの?俺の為に?」
「気に入らなかったらごめん・・」
「そんなワケないじゃん、ありがと!」
新品らしいけど ちゃんと洗濯してくれてあって
ニノの気遣いが嬉しい
俺、これからもニノの家に泊まりに来ていいんだなぁ
ニノもそう思ってくれてるんだなぁ
なんて考えたら
恋人になった実感がじわじわ湧いて来た