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二人のキセキの物語 MN

第48章 始まりの二人11 潤くん



一瞬 ぴくん、と身体を強張らせた後 
ニノはふうっと息を吐き 身体の力を緩めた

途端にひゅっと冷静さを取り戻す俺
そうだ、浮かれてばかりじゃダメなんだ


「ニノ・・・」
「大丈夫」

「ニノが怖いなら 俺」
「怖くないよ」

「・・・・・・」
「・・・ホントだよ、怖くなんかない。俺だって潤くんとひとつになりたい」

「ニノ・・・」
「来て、潤くん」






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