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二人のキセキの物語 MN

第48章 始まりの二人11 潤くん



蕾が解れたのを感じ
いよいよだ、という緊張と
余りある幸せに大きな息を吐くと


「潤くん・・・どう・・したの?」
「・・・嬉しくて」

「・・・・・・」
「20年間生きて来て・・・今 一番幸せかも」

「・・・俺も、だよ」
「ニノ・・・」

「ホントに・・・俺がどれだけ潤くんの事を好きか・・・
知ったら 潤くん引くかもしれない」
「引かねぇよ」

「・・・・・・」
「俺の方がもっと好きだって言っただろ」




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