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二人のキセキの物語 MN

第48章 始まりの二人11 潤くん



自分でも驚くほど勢いよく 熱を迸らせながら
それでも腰を穿つのを止められず
最後の一滴まで絞り出すように 俺は動き続け

カズはそんな俺の肩や腕を 包み込むように
抱き寄せてくれる

俺も愛しい恋人を腕の中に抱き込んで
その柔らかい髪に口づけながら
夢じゃないんだな、とまた涙ぐみそうになる


こんなに誰かの事を 愛しく、大切に想う日が来るなんて
想像もしなかったよ





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