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二人のキセキの物語 MN

第58章 背中合わせの二人4 潤



ホントはすぐさま 

「もしもの時はウチの事務所に入ればいいじゃん」

なんて言いたかったけど
明日の話し合いがどんな内容なのかもわからないうちから
しかも カズの意向も確かめてないのに
俺がそんな事を言うのは 違うだろうな

どんな話になろうと 最終決定はカズがする事
俺はそれを尊重し、受け入れるだけ

もう余計な事を考えるのは止めよう

それに、カズにも・・・
これ以上辛い事を考える隙間もないように

その夜は ベッドでカズを何度も啼かせた




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