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二人のキセキの物語 MN

第59章 背中合わせの二人5 カズ



「あれ、もしかして 俺と離れるのが寂しいとか?」
「そっ・・・」

「まさか、そんなガキみたいなこと言わないよなぁ」
「・・・・・・」


“ ガキみたいで悪かったね ”

つい、そんな言葉が口を衝きそうになる 

はぁ・・・
潤は 俺と離れる事なんて寂しくも何ともないんだな

いやいや、それは俺たちの間に
しっかりとした信頼関係が築けてるからだ

うん、わかってる
分かってるんだけど、さ





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