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「でも、俺は　カズの演技が好きだから。マジですげーって尊敬してるから。
日本だけで埋もれさせるのは勿体ないって思う。それもホントの気持ち」
「・・・・・・」

「だから・・行って来いよ。二宮和也ここに在り、って見せつけて
全米を震撼させて来いよ」
「いや、それは無理」


冷静に返すと　潤がガクッとずっこけた真似をする

その後二人で顔を見合わせて　ふふっと笑った後に
どちらからともなく　抱き合った

今は、“ そっと ”は要らない
潤、俺の事　思い切り抱きしめて欲しい

そんな心の声が届いたかのように
潤は苦しい程に俺を抱きしめ続けてくれた