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二人のキセキの物語 MN

第62章 背中合わせの二人8 潤



≪ 電話出れなくてごめん、何か急用だった? 急ぎだったらまた電話下さい
ここから後は多分電話取れると思うから ≫


あぁ、やっぱりすれ違ったか 
でも、この書き方だと、どうやら仕事は終わったみたいだ、
それは良いけど、もしかしてコイツ
自分の誕生日だって気づいてないのかな?


苦笑いしながら電話をかける

仕事が終わったって事は ホテルの部屋に一人だろう
そういう時はビデオ通話機能で
顔を見ながら話せるのがまた嬉しい





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