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二人のキセキの物語 MN

第62章 背中合わせの二人8 潤



冗談ぽく言って電話を切ったけど
今のはマジだからな

全く、油断も隙もあったもんじゃない

ソイツはどんなヤツだ?
金髪碧眼の細身イケメンか
それとも浅黒い肌のがっちり逞しいヤツか

どんなヤツであれ カズの色香に血迷って
力づくで迫ってきたら
カズなんて簡単に押し倒されるに決まってる

周りにいる男には 気を付けろよ、って
後でまた注意しとかないと

いや 勿論、女の方も要注意だけど





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