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『untitled』

第3章 一線を、越える

ニヤリと笑いながら口元を拭う大野さんの姿にプルっと身体が震えた。

それはこれから起こる事への不安?

それともこれから起こる事への期待?


「これってお仕置きなの?気持ちよくなっちゃってさ」

潤くんが俺の顔に手を伸ばすと、唇を指でなぞった。

「ホントだね、ちゃーんとお仕置きしないとね」

ニコッと笑うと相葉さんの手が俺の頬を包む。

「この可愛いお口で奉仕してよ?」

「ん…っ」

相葉さんの長い指が俺の口内に入ると、形をなぞる様に動き回る。

「なに、想像してるの?ここまた元気になってるじゃんん?」

「あんっ、触んないで…」

翔ちゃんの手が元気を取り戻しつつある俺のを包み込む。

「やらしいなぁ、ニノ」

「やぁっ、ダメ…」

大野さんの指が俺の胸の飾りをスルスルと撫でる。

「まーた、気持ちよくなってない?」

潤くんの言う通り。

あちらこちらからもたらされる快感に身体がついていかない。

俺の最初の震えは……後者だった。

「じゃあ、こっちも気持ちよくしてよ」

ズボンのチャックを下ろすと何もしていないのに上を向く潤くんのソレが飛び出る。

「ちょっと松潤だけってズルくない?俺だってヤバいったって」

慌ててチャックを下ろすと潤くんと同じように上を向く相葉さんのソレが飛び出る。

その状況に俺はどうしたらいいかわからないけど……

目がどうしても2人のソレに向いてしまう。

「お前ら、がっつき過ぎ」

「翔ちゃんだって、人の事言えんの?」

相葉さんの目線の先には翔ちゃんのズボンの膨らみ。

「俺と智くんはあとのお楽しみで……ね?」

二人が顔を見合わせてニヤリと笑った。

「まぁ、取りあえずは2人を気持ちよくさせてあげて?」

「えっ?」

大野さんが俺の上半身を起こし上げると、
顔の前に晒された潤くんのソレと相葉さんのソレ。

「気持ちよく……」

「出来るよね?」

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