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『ま゜』

第2章 魔界街

『ぱ*ん^(お弁当を2つ)』

“無いわ! てか、いま言った6つから選べ!!”

『る"~』

 水戸さんは、考えた。

(魔界街なんて、やったことがないし……難しいのかな……突然クリアはもっと後に難しいのがあったら、使うのがいいし、どれがいいのでしょ?)

“魔界街は、全部で6面。プレイヤーの名は、アーサー。アーサーは鎧を着ているが、敵の攻撃を受けたり、敵に触れたりすると、鎧が剥がれて裸になる。2回目に受けると、骨になってしまう”

 と、ゲームの神から説明がなされる。

(えっ!! かわいそう……)

“いや、ゲームだから。生きてないから”

 そして、考えに考えた結果……

(武器を1つ持てるをお願いします)

“いいのか? なにを使う?”

(私が呼んでいいですか?)

“呼ぶ?”

 水戸さんは、携帯電話を出すと、どこかに繋ぎ、『も"ゎ~』と言った。

   
 すると、どこからともなくキーンという飛行音が響く。

 その音は、徐々に近付き、ガシャンガシャンと機械音に変わると、水戸さんの隣に現れた。

『オマタセイタシマシタ』

 赤く光る目に、メタリックイエローの顔、光り輝くメタルボディーに、腰には白いエプロンが巻かれていた。

(メカ水戸、飛行タイプ)

“えええええーーっ!! どっから来たっ!? いやいや、おかしいよね? それは武器になるの!?”

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