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今度は、ぎこちなくも、僕も舌を動かしてみた。

ぬるぬると舌が絡み合い、先ほどよりも大きな快感が押し寄せる。

江藤さんが僕の舌を吸い、応えるように僕も江藤さんの舌を吸った。

気づくとお尻を撫でていた僕の手が、スカートの中に入り、パンティの上から大きくお尻を揉みしだいていた。

「気持ちいい。お尻触られただけなのに、私、すごく感じてる」

そう言うと、江藤さんは体を起こし、服を脱ぎ、それからブラジャーも外した。

江藤さんの大きな胸が、目の前に垂れ下がる。

ピンク色の小さな乳首に、乳輪も小さめで、とても綺麗な胸に見えた。

「胸も触って……」

言われる前に、僕の手は動いていた。

お尻から離し、江藤さんの胸の前に回り込ませると、下から持ち上げるようにして掴み、揉みしだく。

江藤さんが、短い喘ぎ声を何度も漏らす。

乳首を軽く摘まんでみた。

瞬間、江藤さんの体がびくっと震える。

「乳首、気持ちいい。もっと弄って、舐めて……」

江藤さんが、僕の顔の方へ胸を寄せてきた。

僕は摘まんだ指先の中で、乳首を転がすように動かしてみたり、軽く引っ掻いてみたりする。

その度に江藤さんは声を上げ、体を震わせた。

次に、僕は江藤さんの胸に顔を埋め、その感触を目一杯味わい、それから乳首を口に含んだ。

軽く吸ってみたり、舌で舐め上げたりする。

「上手だよ長谷川。私、こんなに気持ちいいのはじめて」

はじめて──

その言葉を聞いて、ふと現実に返った。

それはつまり、他にもこういうことを許した男がいるということだった。

大方わかっていたことではあったが、少し残念に思う。

やはり、好きだと言ったのも──

そこで、僕の思考は途切れた。

体が、ビクリと震える。

ズボンの上から、僕の股間に何かが這っている。

目の前は一面胸で覆われていて見ることはできないが、どうやら江藤さんの手が這っているようだった。

「長谷川の、すっごく大きくなってる……」

微かに笑いを含んだ声で、江藤さんが言った。

「長谷川のことも、気持ちよくしてあげる」

江藤さんは、床に寝そべったままの僕の横手に体を移し、それからズボンのファスナーに手をかけた。

ファスナーも、それからズボンも下ろされる。