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本気になんかならない

第8章 バカ男子

彼女だった気もするし違うような気もした。

顔を思いだそうとするけど、
あのときって、突然渡された箱のほうに注目して
ちゃんと見る前に平手打ちくらったし…

はっきり覚えてるのは、つやつやストレートの三つ編み…?
あのコはストレートだけどボブだな…

あれから何か月も経ってなにごともないから、どっちでもいいやと考えるのをやめた。

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