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本気になんかならない

第10章 スクールデイズ?

目に映るのはライトグレーの長い天井
そこは、窮屈なバスの座席。

あ、そうか
俺ら帰宅途中だったんだ。

腰がちょっと痛いけど、
俺は寄りかかる彼女をギュッと抱きしめて

「大丈夫?……北里?」

そうして
彼女の頭に顔を寄せた。

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