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帰ろうとした俺に、メグが言った。
大きな瞳をうるませて。

「ねぇ…
私を和波君のちゃんとした彼女にして…」


えっと、メグは
俺の彼女だと思っていたんだけど

あ、でも、俺もはじめは
つきあってるとか自覚なくて

俺から
ちゃんと申しこんだほうがいいのかな？

”つきあってください”って？



そう思って
メグの前にひざまづく。