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本気になんかならない

第37章 余波

***

忘れたいと思いながらも、彼の写真を見つめる。

今頃、どうしてるんだろう。


懐かしさに胸を満たす一方で、好きだと言ってくれた人と、手をつないだ。


すぐに身籠って籍を入れて、幸せになれると信じていた。

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