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本気になんかならない

第37章 余波

風花が舞えば、本格的に冬。

もうすぐ産休ってときに、和君に会った。
私が勤務する高校の玄関口でバッタリ出会って、挨拶して。
帆澄君(彼の弟)が通うのと同じ学校だったなんて知らなかった私は、驚いていたところ。

校長室の場所を尋ねてくる彼。

そこで弟君がトラブルに巻きこまれていたのだけど、見事解決。

さすが、和君よね。

いっぱしの社会人に成長していて、惚れ惚れしちゃう。

いけない、私は身重の身。

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