
take a breather
第3章 このままもっと
「どうって…
小さい頃からの幼馴染みで、誰よりも頼りにしてる…」
俺を見る潤の視線はキツくて、怒りすら感じる
「それだけ?お前、智がいないと生きていけないって言ったよな?
しかも癒しの場所?
それって、智のことなんでもしてくれる母親か家政婦くらいに思ってんの?」
「そんなわけないじゃんっ!
そんなつもりで智くんと同居してる訳じゃないよ」
家政婦なんて、智くんに失礼すぎる。
「じゃあどういうつもりなんだよ!
智にだけメシ作らせて。愚痴も智に聞いてもらって。
一方的に頼りっぱなしで、お前智に何か返してんのか?」
「っ…!」
「潤、いい加減にしろよ。
俺がそれで文句がないんだから、なんの問題もないだろ?」
いつもより低い智くんの声…
潤の言ってることは正論だ…間違ってなんかない。
間違ってるのは俺…
智くんが『いいんだよ』って、言ってくれるから、その言葉に甘えすぎてた。
「ごめ…智くん…俺…」
「翔くん、潤の言うことなんて気にしなくていいから。
ずっと言ってるだろ?俺がそうしたいからしてるだけ。
翔くんは何も悪くないよ」
相変わらず俺には優しい視線と言葉をくれる。
それに智くんも言うんだね、悪いのは俺じゃないって…
「確かにな…悪いのは翔だけじゃない。
お前もだよ、智。お前がそんな風に甘やかし過ぎるから、いつまで経っても翔は肝心なことに気が付かない」
肝心なこと?俺、何か大切なこと見逃してる?
小さい頃からの幼馴染みで、誰よりも頼りにしてる…」
俺を見る潤の視線はキツくて、怒りすら感じる
「それだけ?お前、智がいないと生きていけないって言ったよな?
しかも癒しの場所?
それって、智のことなんでもしてくれる母親か家政婦くらいに思ってんの?」
「そんなわけないじゃんっ!
そんなつもりで智くんと同居してる訳じゃないよ」
家政婦なんて、智くんに失礼すぎる。
「じゃあどういうつもりなんだよ!
智にだけメシ作らせて。愚痴も智に聞いてもらって。
一方的に頼りっぱなしで、お前智に何か返してんのか?」
「っ…!」
「潤、いい加減にしろよ。
俺がそれで文句がないんだから、なんの問題もないだろ?」
いつもより低い智くんの声…
潤の言ってることは正論だ…間違ってなんかない。
間違ってるのは俺…
智くんが『いいんだよ』って、言ってくれるから、その言葉に甘えすぎてた。
「ごめ…智くん…俺…」
「翔くん、潤の言うことなんて気にしなくていいから。
ずっと言ってるだろ?俺がそうしたいからしてるだけ。
翔くんは何も悪くないよ」
相変わらず俺には優しい視線と言葉をくれる。
それに智くんも言うんだね、悪いのは俺じゃないって…
「確かにな…悪いのは翔だけじゃない。
お前もだよ、智。お前がそんな風に甘やかし過ぎるから、いつまで経っても翔は肝心なことに気が付かない」
肝心なこと?俺、何か大切なこと見逃してる?
