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CAさんの秘密のお仕事

第10章 元カレの暴走



奈穂「本日はご搭乗…」

達也「何だよ、俺の事覚えてないのかよ
ま、何年かぶりだし、俺も変わったから
仕方ないよな」

奈穂「…」


付き合ってた当時、達也はニートだった
毎日同じ服を着ていて髪の毛も
伸び放題でボサボサ

だけど今、目の前にいる達也は
全くの別人だった
だって…


奈穂「…」

達也「スーツ、似合うだろう」

奈穂「…ぅんっ」

達也「良かった(笑)」

奈穂「…」


目の前にいる達也はスーツを身にまとい
髪の毛も綺麗にセットされていて
あの頃の面影は少しも
感じなかった


奈穂「…」

達也「俺、今社長補佐やってるんだ」

奈穂「社長補佐!?達也が?」

達也「友達が起業して、今はその手伝い
してるんだ」

奈穂「そうなんだ、達也は達也で頑張っ
てるんだね、良かった」

達也「…」


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